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艦船模型の作り方
箱を開けたみたら、単調なグレーのパーツに艦底の赤い板、それにおもりの金属板(バラスト)、簡単なデカールのみの艦船模型。昨今のガンプラのように簡単には作れません。艦船模型はそこから自分で色を塗り、ディティールアップを施し、かなりの労力と手間をかけて自分なりに完成させるのが醍醐味と言えるでしょう。そしてわが家の展示ケースに艦隊を再現した時に至福の時間が訪れるのではないでしょうか。
ここでは、1/700艦船の洋上模型の作り方を解説していきたいと思います。意外と必要な物が多いですが、最近は100均などで購入できる工具なども多いですので、おこづかいを工夫しながら準備して作られるといいと思います。
項目リスト
1.用意するもの
艦船模型のプラモデルは、キットを購入しただけでは作ることができません。ここでは艦船模型を作るのに必要になる工具類や接着剤や塗料や薄め液などの道具類を、初心者にも分かるようにやさしく詳しく解説しています。
2.組み立てについて
この章では、プラモデルのパーツのランナーからの切り離し方のコツや、同じ色のパーツの組み立てと塗装、艦橋を組み立てる時の注意点、パーツを接着した時にできる厄介なすき間をラッカーパテと瞬間接着剤を使って埋める方法、そのまま接着すると反ってしまいがちな艦底板の矯正の仕方について解説しています。
3.塗装について
プラモデル用塗料の種類ごとの使い方のコツや色選びの際の注意点、塗料の入手について、広い領域の筆塗りの仕方、マスキングテープを使った喫水線などのまっすぐな線の引き方、つや消しトップコートスプレーの使用前・使用後のつやの出かたの違いを実物の写真を用いて解説しています。
4.ディティールアップ
この章では、張り線(空中線)の付け方、純正ディティールアップの使用方法、真鍮線などによるマストの製作、艦橋の窓枠をエッチングパーツで再現する方法、駆逐艦の舷側に貼る艦名デカールの紹介、艦載機のディティールアップの方法、艦尾の旭日旗の自作の方法についてご紹介しています。
5.墨入れと汚し
プラモデルの塗装の仕上げに一般的に使われる技法、墨入れやウォッシングやウェザリングのうち艦船模型でよく使う手法について、実際の作例写真を交えながら解説しています。
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