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解説!ウォーターラインシリーズ

軍艦模型の写真を並べた画像

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戦艦陸奥を作る

 ここでは実際にキットを完成させるまでの手順を解説します。今回はウォーターラインシリーズの1/700戦艦陸奥を題材として取り上げてみます。このキットは数年前にアオシマから金型のリニューアルを受けた艦で、ある程度の出来栄えが期待できます。

 戦艦陸奥の制作記を読みつつ、ご自身の制作活動の参考にして頂ければ幸いです。

戦艦陸奥キットの箱

陸奥製作記

完成した艦載機

1.艦載機の組み立てと塗装

 まずは、塗装が面倒な艦載機を必要数だけ先に組み立ててしまいます。戦艦陸奥の場合は、戦艦ですので艦載機は偵察機の1機のみです。空母などの場合は、ここで一気に大量の艦載機を作ることになります。組み…(続きを読む)

塗装済みの救命ボート類

2.組み立て前の塗装

 次に、組み立てる前に塗装するパーツを選定して先に塗装してしまいます。陸奥の場合は、カッター(ボート)類、錨(いかり)、対空機関砲、白色カバー付きの砲身、煙突、カタパルト、菊花紋章などがこれにあたりま…(続きを読む)

マスキングによる塗り分け終了

3.船体の組み立てと塗装

 艦底パーツに瞬間接着剤でバラスト(金属板)を取り付け、残りの船体パーツを組み立てます。艦底パーツと船体パーツの境目部分には溝ができますので、ていねいにすき間埋めをおこないましょう。  艦底板と…(続きを読む)

ゼリー状瞬間接着剤で鎖を固定

4.アンカーチェーンの取り付け

 今回は、アンカーチェーン用の鎖(くさり)が手元にあったので、取り付けてディティールアップすることにしました。まずは1mm径のピンバイスで2つ穴を開けます。  鎖を穴に通して、ゼリー状瞬間接着剤…(続きを読む)

ブロックごとの塗装

5.ブロックごとの組み立て

 艦橋、砲台、高角砲など、単色で塗装するブロックを組み立ててしまいます。艦橋部分のブロックなど、組み上がったブロックを垂直に保たないといけない場所には、乾燥の遅いプラモデル用のボンドを使ってよく調整し…(続きを読む)

煙突ブロックの完成

6.説明書に従って組み立てる

 取扱説明書を参考に、艦全体を組み立てていきます。接着面の狭いパーツは瞬間接着剤で、広いパーツはプラモデル用ボンドで取り付けます。ただし、接着後に微妙な角度調整が必要なパーツは、プラ用ボンドやゼリー状…(続きを読む)

旗のシールから切り出し

7.旗竿と旭日旗の組み立て

 0.5mm径と0.3mm径の真鍮線で旗竿を自作し、そこにあらかじめ印刷してあった旭日旗のシールを、旗竿に取り付けます。真鍮線の接着にはプラ用ボンドは使えないので、瞬間接着剤でくっつけます。今回はゼリ…(続きを読む)

マストと艦橋の間の張り線

8.最終仕上げ

 舷窓(船体側面の小窓)などへの墨入れは、組み立てが完了してからおこないます。それが終わってから、つや消しトップコートを吹き付けましょう。(キットから30センチ程度離れたところから全体にまんべんなく吹…(続きを読む)

戦艦陸奥完成写真

9.戦艦陸奥完成

 以上で、戦艦陸奥の完成です。これで我が家の艦隊が一隻増えました。せっかく完成した作品ですので、展示棚などを作って飾れる場所を用意してやるといいのではないでしょうか。模型作品もホコリをかぶりますの…(続きを読む)

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