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7.塗料のメンテナンス
塗料は使わないままで放置しておくと、顔料と薄め液が分離していきます。場合によってはカチカチに固まってしまうことも。いつでも使える状態をキープするために、時々かくはんしてやる必要があります。
数ヶ月間放置してあった塗料ビンは大概ビンのふたがカチカチになって開かないことが多いです。ここではそんなカチカチのふたを開けるテクニックをご紹介します。
まず、湯のみ茶碗などに、熱湯を適量そそぎます。そこに塗料が固まって開かなくなったビンのフタのプラスチックの部分だけを10秒間程度浸します。キツく固まっているビンだと、ミシミシッという音が鳴るかも知れません。
これでフタが開きました。写真手前に置いてあるような、かき混ぜ棒(タミヤ調色スティック2本セット)を使ってよくかき混ぜましょう。シンナーが蒸発してドロドロしていると思ったら、薄め液で適度に薄めてあげます。完全にサラサラではなくて、少しトロみを残している程度が使いやすい塗料の濃さの指標です。
なお、タミヤアクリルカラーはシンナーが完全に蒸発して顔料の塊だけになった場合、薄め液でも復元できませんので注意が必要です。まめに手入れをしてやりましょう。
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