1/700 艦船模型の完成品写真集と作り方の解説サイト

解説!ウォーターラインシリーズ

軍艦模型の写真を並べた画像

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4.船体パーツの組み立て

 次は船体パーツの組み立てです。おもりのバラスト(金属板)をくっ付けるときは、極力水平になるように、家の床に押し当てて瞬着でくっつけます。艦底板と舷側パーツは プラ用セメントでくっつけます。これは瞬着でくっつけると塗装などのときにドライヤーを当てると熱膨張率の違いからかパキパキ剝がれてしまう音がするから です。プラ用セメントは溶かしてくっ付けているので、その点マシだろうという判断です。

 乾燥したら舷側パーツと鑑底板の間のすき間や段差をラッカーパテで埋めます。ラッカーパテを盛るときには、モールドの上にマスキングテープを貼っておきましょう。パテが乾燥するのに丸一日程度、今度はせっせとやすりがけ。プロの方でもこのすき間処理をされない方がいらっしゃいますが、元ガンプラモデラーの私にはこのすき間が許せません。

金剛の艦底

 最後に全体に軍艦色を吹きました。あとは、喫水線のラインに沿ってマスキングをして艦底色を平筆で塗ってやれば船体の出来上がりとなります。

船体をエアブラシで塗装

 そして、吃水線のマスキングを施し、艦底色の塗装をしました。ビン入りの艦底色の色合いは常々暗過ぎると感じていたので、つや消し赤(フラットレッド)と1:1の割合で割ってあります。1:1だと2本購入すれば同じ色が2本できる計算になるのでいつでも同じ色が再現できますし、塗料にも無駄がありません。多少はみ出した部分は筆で修正して乾燥します。裏面に赤を塗り終えて乾燥し終えたら、水性つや消しトップコートを吹きます。洋上模型で唯一摩擦しそうな場所が艦底なので、塗膜保護のために吹いておきます。

艦底にトップコートを施した様子

3.内火艇の製作

5.アンカーチェーンの付け替え

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