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5.前期型瑞鶴の作り方
空母瑞鶴は最終形態であるレイテ沖海戦時には迷彩塗装が施されています。タミヤの瑞鶴のキット(塗装指示を含む)はこの最終形を再現しており、姉妹艦翔鶴と同時に存在していたマリアナ沖海戦以前は翔鶴と同じ木甲板剥き出しの状態で運用されていました。ここでは瑞鶴の前期型である真珠湾攻撃・珊瑚海海戦・南太平洋海戦当時の姿を再現する方法について触れます。(マリアナ沖海戦当時は艦橋頂上にレーダーが追加されていたと考えられています。これを再現するのは少々厄介なので省略します。)
空母瑞鶴(昭和16年9月25日撮影)
手順
1.タミヤ翔鶴のキットを用意します。(瑞鶴ではなく翔鶴を用意します)
2.マストの支え部分(パーツNo.A24)に、スピーカーを接着します。ランナーや探照灯の部品などを削って自作します。形状や位置は下の写真を参考にされるといいでしょう。形状の相違点はこの一点のみです。
【参考写真】瑞鶴(マスト近辺部)
3.塗装はほとんどの部分、翔鶴の説明書に従えばいいです。ただし、下の2枚の写真を参考に艦名識別マーク「ス」を書き入れます。ただし、「ス」の字の斜め払い「ノ」の字の部分は直線ですので要注意です。また、翔鶴の前部エレベーター付近にある白線の円は瑞鶴には無かったようです。この二点が翔鶴との塗装の相違点です。
【参考写真3枚】瑞鶴(艦名識別マーク周辺部)
4.本体色には軍艦色2(タミヤアクリルの場合は呉海軍工廠色)をお勧めします。
【参考写真】レーダー追加後の瑞鶴の艦橋
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