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解説!ウォーターラインシリーズ WWII Japanese Warship Models Fan Site

軍艦模型の写真を並べた画像

3.塗装について

使用する塗料

 Mrカラーを使用する場合は、筆塗りのムラをおさえるために、ビンの塗料を専用の薄め液でおおよそ1.5倍程度に薄めて使用します。塗料がどろどろした状態のまま塗らないのがコツです。(ただし、白・黄色など隠ぺい力の弱い色の場合はあまり薄めずに使用)塗料はよく乾燥させた上で何回か重ね塗りするといいようです。タミヤアクリル塗料を使用する場合もビンの塗料を専用の薄め液でおおよそ1.2~1.5倍程度に専用の薄め液で薄めてから使用します。(ただし、白・黄色など隠ぺい力の弱い色はあまり薄めずに使用)私は普段は二度塗りをして使用しています。なお、艦底板などよく触れる部分は、色剥げを予測して三度、四度と塗料を厚く塗り重ねておきます。

塗料各種

説明書と実際の色選びの違い

 例えば、ウォーターラインシリーズはタミヤ・ハセガワ・アオシマの3社で製品展開していますが、この中でタミヤ製のキットに付属する取扱説明書にはタミヤカラーの色番号指定しかありません。ハセガワ製のキットではMrカラーとタミヤカラーの両方の指示があります。アオシマ製のキットでは色の名前しか指定がありませんので、他の人の作品などを見るなどして、自分で調べる必要があります。資料編におそらく最新(2008年8月時点)の色設定を載せておきます。参考にしてください。取扱説明書よりもこちらを優先されたほうがいいと思います。

Mrカラーとタミヤアクリルカラー

塗料の入手について

 プラモデルを作っていると、途中で塗料が無くなってしまうことがありますよね。そんな時は近所のプラモデル屋さんへ走ったりするものですが、近所に必要な塗料が売っていなかったり、お店が遠かったりとかする場合もありますね。

 最近はネット通販でプラモデルの塗料を安く買えるので、利用されてみてはいかがでしょうか。筆者のオススメはヨドバシ.comです。ヨドバシカメラは実店舗でも塗料が安いですが、実はネット通販でもかなり割引してくれます。塗料一個とかで宅配を頼むとさすがに悪いので、何本かまとめて買うとかすると便利な気がします。

タミヤアクリルカラー見本ヨドバシ.com タミヤアクリルカラー売り場

クレオスMrカラー見本ヨドバシ.com Mrカラー売り場

広い領域の筆塗りの仕方

 筆塗りで広い領域を塗る時は、塗り絵のようにまず細平筆で色を塗る境界線だけを塗っていきます。その理由は、細平筆だと直線が引きやすいからです。また、他の色との塗り分けでは、少しぐらい塗りがはみ出しても後で修正が利くので気にしなくてもいいですが、塗り残しをすると後でもう一回塗り直さないといけなくなるので、塗り残しはしないように十分に気をつけましょう。それから太めの平筆でペンキを塗るように残りの領域全体を塗っていきます。この時、塗りムラの原因になるので、一回の塗装でゴテゴテに塗らないように気をつけましょう。

 そして、自然乾燥や軽めのドライヤーの風(乾燥中の塗料に強い風を当てると塗膜表面が波打ってしまいます。また、熱風を当てるとプラパーツが曲がってしまうかも知れません。)で塗膜の乾燥を待ってから、太めの平筆の塗りを二回目、さらに必要であればまた乾燥を待ってから三回目と繰り返せば、だいたい綺麗に仕上がるでしょう。筆塗りによる重ね塗りは、一度塗ったら塗料が溶け出してこないタミヤアクリルカラーの方が上手くできます。

広い領域の塗り分け

直線の引き方

 航空母艦の白線など、プラモ用途料で直線を引く場合には、マスキングテープを使用します。模型店で売っているオレンジ色(おそらくタミヤ製)のマスキングテープを使いましょう。使い方は、色を置きたくない部分にマスキングテープを貼ってから全体を塗装し、塗料の半乾き程度でテープをはがします。私の場合、細かな失敗は面相筆で修正します。なお、マスキングテープは縁の部分に埃などがくっつきやすいので、埃をかぶらない場所に保存する必要があります。

喫水線のマスキング塗装

 写真は喫水線を塗装している様子。艦底色の赤がはみ出していますが、その下にマスキングテープを貼っているので、半乾燥後にテープを剥がせばきれいに線が引けています。

表面仕上げ

 特に筆塗りの場合、塗装表面に塗りムラが目立ってしまうことがあります。また、タミヤアクリルの場合には手で触れた場所がテカったりすることもあります。このような表面の粗を隠すのに重宝するのが、つや消しトップコートスプレーです。これを使うと、塗装表面が均一なつや消しになり、大変きれいに見えます。エアブラシ塗装の場合は必須とは言えませんが、筆塗りで塗装される方は是非ご利用ください。ただし、つや消しトップコートを使用する場合、メタリック色などの光沢が失われてしまいますので、それらの塗装の前にトップコートを吹かれたほうがいいでしょう。また、スプレーの種類は、Mrカラーをご使用の場合にはMrカラー用のつや消しトップコートを、タミヤアクリルカラーをご使用の場合には水性つや消しトップコートを使用してください。

つや消しトップコートスプレー

写真左が水性つや消しトップコート。右はMrカラー用つや消しトップコート。使用している塗料の種類によって使い分けましょう。

【使用例】
タミヤアクリルカラーで塗装した例です。飛行甲板の塗装表面にテカりが出ています。

つや消しコート前

上の作品に水性つや消しトップコートを吹いたらこのように変化しました。テカリが無くなっているのが分かると思います。

つや消しコート後

2.組み立てについて

4.ディティールアップ

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